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現役大学生の奨学金事情

こんにちは、Wgeekです!

3月に入りました!2023年ももう3ヶ月目……。早いですね。
3月といえば、新生活準備や受験終盤の月ですね!
今は現役大学生である私も、大学受験は3月上旬まで続いていました……💦
そんな今、受験を終えられた方や親御様、大学等に入るために一生懸命頑張っている方や親御様が気にされている方が気にされているのは、奨学金のことではないでしょうか。

そこで、今回は現役大学生である私を例に、奨学金について綴っていこうと思います!

奨学金について

まず知っておかないといけないのは、奨学金制度の種類についてです。

奨学金制度は学校独自の奨学金や会社などが出している奨学金など様々な種類のものがありますが、最も代表的なのは日本学生支援機構奨学金です。

日本学生支援機構奨学金には、給付型と貸与型があります。

要するに、返還しなければならないものと返還しなくていいものがあるということです。

給付型は学力基準と家計基準があり、その両方に該当しなければ受けることができません。

URLを貼っておきますので気になる方はこちらからご確認ください。

給付奨学金の学力基準 | JASSO

給付奨学金の家計基準 | JASSO

また、貸与型の奨学金にも一種と二種という種類があります。

一種奨学金とは、利子のつかない奨学金です。

利子がつかないので少しずつ長く返していけるという気持ちの余裕があるというメリットがありますが、二種に比べると基準は厳しくなっています。

私もこの一種奨学金を利用してこの3年間(一年次は完全オンラインで実家にいたので使っていませんでしたが)一人暮らしをしています。

詳しくはこちらのURLをご参照ください!

第一種奨学金(無利子で借りる) | JASSO

給付型にも一種奨学金にも基準があてはまらない!でも日本学生支援機構奨学金を利用したい!という方は二種を選択することになります。

二種奨学金は利子ありの奨学金になります。

とはいっても、住宅ローンや教育ローン等と比べれば利子はかなり少なくて済みます。

詳しくはこちらをご覧ください。

第二種奨学金(有利子で借りる) | JASSO

さらに、貸与型の奨学金を借りる時に決めなければならないのは、人的保証にするか、機関保証にするかということです。

人的保証は保証料を払わない代わりに連帯保証人と保証人をつけなければならないというものです。

ちなみに、連帯保証人は原則ご両親またはご両親に代わる方、保証人は4親等以内の親族で連帯保証人とは別生計の方と決められています。

連帯保証人はともかく、保証人を決めるのは難しいという方は機関保証を利用するとよいでしょう。

ちなみに私も機関保証です。

機関保証は、毎月の奨学金貸与額から保証料を差し引かれます。

連帯保証人も保証人も必要ないので学生自身で責任を負うことになります。

なぜ私は第一種奨学金を選んだのか

次は完全に私の話になります。

私が奨学金を借りようと思った理由はいくつかありますが、姉が借りていたからという単純な理由でした(笑)

もちろんアルバイトだけで生活するのは大変だというのは分かっていましたが、何とかなるでしょくらいの軽い気持ちでした。

なぜ第一種奨学金にしたのかというのも単純で、給付奨学金は基準を満たしていなかった、第二種奨学金は返済が大変そうという理由でした。

 

奨学金、借りてよかった?よくなかった?

結論から言うと、良かったですが、満額借りる必要はなかったなと感じています。

単純な理由で奨学金を満額借りた私でしたが、正直固定費は親が払ってくれているのでアルバイトの収入で生活費は事足りました。

確かに生活を切り詰めなければならないところがあったり、アルバイトをする余裕が無い時などは奨学金を活用することがあったりします。

それでも将来の借金を背負っていると思うと何となくお金を使うことに抵抗を感じてしまい、結局使わずにとっておいてしまうことも多くあります。

事実、奨学金を使わずにいた挙句、銀行の預金額は奨学金の返済額を上回りました。

そのため、満額借りる必要は全く無かったなと少し後悔しています。

奨学金を借りようと思っている方はいくら借りるのかをしっかりと考えたうえで借りることを強くお勧めします。

そんなの分からないよ!って方はシュミレーションを活用するといいでしょう。

私はこのシュミレーションがあることを奨学金の申請をしてから気付きました💦

もっと早く知りたかったと思っています。

奨学金貸与・返還シミュレーション-JASSO

奨学金、返せなかったら?

今まで奨学金についてご説明してきましたが、奨学金を借りるということに不安がある方も多いと思います。

大学等を卒業して本当に奨学金を返していけるのか、もし返せなくなってしまったらどうしよう、在学中に何らかのトラブルで奨学金が打ち切られ、返済期間に入ってしまったらという不安は多いと思います。

しかし、日本学生支援機構奨学金には、様々な返還のための制度が設けられています。

具体的には、月々の返済金額を少なくし、その分期間が延びる減額返還制度、返還を待てもらう返還期限猶予、学生が何らかの形によって亡くなってしまったり精神や身体の障がいを抱えてしまった場合の返還免除、学生の間は返還を免除してもらえる在学猶予があります。

これらの制度を利用することで、卒業後もしくは在学時に何らかの状況で返済が難しいという時でも安心して奨学金を返すことができます。

また、利子がついた奨学金を借りていたり機関保証で奨学金を借りていた方は繰り上げ返済をすることで利子を少なくしたり機関保証の保証料が返ってきたりというメリットがあるので利用するといいでしょう。

 

まとめ

新生活はワクワクと不安が入り乱れることかと思います。

特にお金の不安は誰にでも起こりうることですし、情報を活用すれば解決できることはたくさんあります。

ぜひ、正しい情報を得て安心してキャンパスライフを送ってください!